ストレスフリーの仕事術 ― 仕事と人生をコントロールする52の法則

GTDの生みの親、デビッド・アレン氏のベストセラーを、日本のGTDの第一人者と言える『百式』の田口さんが翻訳した日本語版。

  1. 自分がやるべきことを把握しなければ、なにをしていいのかわからないはず
  2. それには、まずは自分の状況を把握
  3. 把握して初めて、仕事の優先順位がつけられる
    • 把握してないから後回しにされる、というのはよくない
  4. 頭脳は「思考」に使うもので「記憶」に使うのはもったいない
    • だって記憶が完璧なわけでもないのに…

などの考えのもと、それを実行するための、具体的な52の方法が述べられています。
52の方法は、基本的に
  1. 頭の中の「やりかけの仕事」を全部書き出す
  2. 次にとるべき行動を決める
  3. 信頼できるシステムでやるべきことを管理し、定期的に見直す

のようなフローになっています。


さっそく今日、最初の
自分が何をすべきか、何をやりたいか、それこそ日常的なことから長期的な目標まで、すべてを書き出す。

に従って、
  • 自分がやりたいこと
  • 自分がやらなければならないこと
  • 自分がやりたいことをおこなうためにやらなければならないこと

を書き出す作業をしてみました。
文中には
そして1時間、2時間と続けていくにしたがって

とありますが、実際は3時間以上かかりました。


さてこの本ですが、単なる「ToDo管理管理術」だと思うのは非常にもったいないです。

私は昔、財務会計ソフトの営業をしていました。
会計ソフトの役割は「お金の管理」なのですが、だからといってお客さん(多くは経営者とか経理部長クラス)に「お金の管理がバッチリできますよ」と言うだけでは、まったく興味を持ってもらえませんでした。

なぜなら、お金の管理なら経理担当者がそろばんを使うことによって、もうすでに達成されていたからだと思います。
そこにソフトを持ち込んだとしても、経理部門の仕事の正確さと処理の速さが上昇するだけで、経営者が見る数字はなにも変わらないのです。

そこで私は、会計ソフトを
  • 経営戦略を導き出すためのツールである(お金を管理するのは、そのための手段である)

として営業するようにしました。するとお客さんの反応が、それまでとは違ったものになりました。

GTDも同じで、単なる「ToDo管理ツール」として考えては、その魅力や必要性を理解することができません。

序章における
GTDが素晴らしいのは、この手法が「仕事を成し遂げる技術」であること以上に、「知識社会におけるアイディア創造術」でもある点である。

の部分が、まさにそれなのだと思います。


今後、この本の内容を実践することによって自分がどうなったか? というのを、継続してリポートしてみようと思います。

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ストレスフリーの仕事術 | Book Review’S ~本は成長の糧~ | 2006/06/12 10:13 PM
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