『Google 日本語入力』になにか釈然としないものを感じる理由

なんか納得いかないなぁ、と言うだけのエントリーです。


Google 日本語入力」が賞賛を浴びているようですが、個人的にはなにか釈然としないものを感じています。

今回もGoogleが得意としている
  1. なんらかの方法でデータを集め
  2. そのデータを整理加工し
  3. 新たな価値を生み出して提供する

というサービスのように一見思えます。

しかし今回は、「このサービスはGoogleが生み出しました」と言うために必要な“新たな価値”がないように思うのです。



ネット上の文章を収集して正しい変換辞書を作るには、正しい日本語で書かれている文章がネット上に存在しているという条件があるはずです。

その正しい日本語を書くには、IMEの存在なくしては難しかったでしょう。

「Google 日本語入力」がしたことは、他社有料IMEが生成した情報を収集して、それをIMEに戻して、付加価値をつけただけのように思えます。

あくまで付加価値であり、新たな価値は生まれていないのです。これを「Googleの新サービスですよ」と言われても納得しづらいです。

なんというか、直接データを吸い出すと叱られちゃうから「インターネット」というクッションを一枚挟んでみました、ってのと何が違うの?という感じすらします。



これによって、ATOKなど、これまで地道な研究により改良を重ねてきたIMEが淘汰されてしまったとしたら、それはとても悲しいことです。


ということで、仮に「Google 日本語入力」が法に反していないとしても、私としてはやはり釈然としないのです。
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